我が家の5歳と2歳の子どもは絵本が大好きです。特に5歳の子どもは一日3冊以上は読まないと気が済まないほど絵本が大好きです。
絵本には、子どもの成長に大切なメリットがたくさんあります。しかし、絵本に集中してくれなかったり、絵本を好んでくれなかったりすると、絵本を子どもに読むことは難しく感じませんか?
そこで、我が家の子どもたちが絵本を好きなった方法について前半と後半に分けて紹介したいと思います。
絵本が好きな子どもとの生活は大人にもメリットがあります。ぜひ、前半と後半の記事を読んで、子どもと一緒に絵本のある生活で楽しく育児をしましょう。
絵本による子どもの成長への影響とメリットについて
言葉の成長を促す
絵本は、絵と言葉を同時に見聞きすることで言葉を覚えやすくなります。また、話には文章を理解する必要があり、言葉の使い方を学ぶことができます。
2歳の子どもは話始めるのが早く、大人との会話も意思疎通ができて、言い訳もできるほどです。そして、好きな絵本は暗記をしています。
5歳の子どもは、ひらがなに興味を持ち絵本を一人で読めるようになりました。2ヶ月でひらがなの読み書きができるようになり、一人で絵本を読めるようになって喜んでいます。
社会に出て人と関わるには、言葉を覚え、文章を理解することは、とても大切なことです。小さい頃から絵本を通して言葉について学ぶことをおすすめします。
集中力が高まる
絵本は様々な色や絵、ストーリーがあります。興味があるものの絵本を読み聞かせすることで集中して聞くことができるでしょう。車や動物の絵本、歌やリズムが楽しい絵本など、子どもが興味を持った絵本を選んで読み聞かせしてあげましょう。
好きなことを集中して追求する力は、「好きこそものの上手なれ」で将来役に立つでしょう。
5歳の子どもは、集中力があり、絵本を一人で一冊読み切ることができます。また、2歳の子どもも静かに集中して読み聞かせを楽しむことができています。
好奇心を育てる
絵本の世界で表現されていたことに興味を持つことは、今まで知らなかったことに興味を持ち挑戦したいと思う好奇心を育てることにつながります。
絵本は、ワクワクドキドキする世界やストーリーが描かれています。自分もやってみたいなと思ったり、行ってみたいなと思ったり、好奇心を持つことができます。
絵本好きの子どもたちは、好奇心旺盛で、お風呂に潜ってみたり、電車に一人で乗ろうとしたり、自転車を一人で乗ってみようとしたり、何事も物おじせず挑戦しています。
感情が豊かになる
絵本には様々なストーリーや登場人物が出てきます。いろいろな考えや気持ちを絵本を通して学ぶことで感情が豊かになります。
小さい頃に、絵本の登場人物の気持ちを考えることができるようになっていると、社会に出た時にも、相手の気持ちを考えて思いやる心が育ちます。
人間関係を育んでいくには、感情が豊かであることは大切なことでしょう。
子どもたちは、喧嘩をしたときや相手に嫌の思いをさせてしまったときに、絵本のお話を例に挙げて説明すると、相手の気持ちを理解しやすいようです。
相手の気持ちが理解できると、素直に謝ることや、自分自身の気持ちを言葉で伝えることができるようになります。
想像力、思考力、発想力がつく
絵本を読み聞かせることで、次どんなことが起こるかワクワクしながら想像する力(想像力)が付きます。社会でも次起こる出来事について考える力は大切ですよね。
また、理由や原因について、考える力(思考力)がつきます。疑問ができた時、大人が「なんでかな?」と聞くと、自分で考えて答えを見つけて教えてくれます。
答えが正しくなくても、子どもは自分なりの理由をみつけて、答えを導き出す力を持てるようになります。
そして、現実の世界で起きたことと絵本の中で知ったことを紐づけて新しいことに気づく発想力が付きます。絵本の世界と現実の世界での共通点を見つけた時は、とても嬉しいようで、大人に理由を一生懸命に説明して教えてくれます。
小さい頃から因果関係を理解し、物事について考えることができるのは大切ではないでしょうか。自分自身の中で、理由や原因を考え、気づくことができるということは、子どもにとって大きな喜びであり、絵本の面白さにつながっているのでしょう。
自己肯定感が高まる
大人が子どもにしっかりと向き合って絵本を読む時間は子どもにとって幸せな時間です。
読み聞かせは、大人と子どものコミュケーションの場です。家事をしながらや、仕事をしながら読み聞かせをすることはできません。読み聞かせの時間は、愛情を感じる時間になります。愛情を受けることは、自己肯定感を高めるとともに、情緒の安定にもつながる大切なことです。
自己肯定感を高めることは、生きていくうえでとても重要なことです。自己肯定感が高いと自分のことを大切にし、粘り強く頑張ることができる大人に成長することができるでしょう。
絵本には子どもの成長にかかわるメリットがたくさん
こんなにも絵本には子どもの成長に良い影響を与えるのです。
絵本好きな子どもは、自分で文字を読めるようになり、社会で生きていくようになったときに、絵本から学んだ力が生きる糧になるでしょう。
生きていくうえでは、様々な人とのかかわりや物事に対しての様々なとらえ方があります。小さい頃に絵本をたくさん読むことで、発想力や想像力がつき自分の意見と異なっていても、相手を受け入れながらうまく乗り超えることができるようになるでしょう。
子どもの読み聞かせ時間は、大人にとっても発見がたくさんあって楽しい時間です。読み聞かせで子どもと向き合うことで、子どもが単語を覚えたり、気持ちの表現ができるようになる姿などの成長をしっかりと感じ楽しむことができます。
子どもが絵本を好きになるように関わっていくことは、子どもにとっても大人にとっても、とてもおすすめです。
ぜひ、子どもにたくさん絵本を読み聞かせして、楽しい育児時間を過ごしましょう。
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