子どもへの性教育は少し抵抗があり、どうやって伝えるか悩みませんか?
我が家では、幼稚園入園前に絵本を使って性教育をしました。性教育といっても、難しいものではなく、自分の身体について大切な部分を守るという内容で、子どもにもわかりやすい絵本を使いました。
幼稚園に入り、集団生活が始まると、様々な人と関わる機会が増え、子どもの世界は広がっていくことでしょう。そんな中で、自分の身を守ることを事前に教えておくことはとても大切だと思っています。
性教育のために、子どもに読み聞かせした絵本は「だいじだいじどーこだ?」です。今回は、「だいじだいじどーこだ?」について、子どもに読み聞かせてみた感想を紹介します。
絵本を通すことで身体の大切さや性被害にあわないようにするためには「どうすればよいのか」を絵と簡単な文章で書かれており、わかりやすい内容になっています。
「だいじだいじどーこだ?」は子どもにも理解できるのか
「だいじだいじどーこだ?」は性教育の絵本といっても、服を着る意味や不安なことや嫌なことがあった時にどうすれば良いかという内容を子どもの目線で書かれている絵本です。幼稚園入園前の子どもにも内容は重すぎず、内容を理解することができている様子でした。
実際に読んでみた子どもの反応
絵本に興味を持ち何度も読んでほしいという感じにはなりませんでした。しかし、言葉だけで伝えても理解しづらい内容を絵を見ながら伝えることで、内容を記憶にとどめることができています。
家の中だと、お風呂上りやお着替えの時に裸でうろうろしてしまう時間がありますが、「だいじだいじどーこだ?」の絵本で読んだことを子どもに伝えると、自分で裸でいることは良くないと気づき服を着てくれるようにはなりました。
親としては、裸でいてほしくないし、「すぐに服を着ること」だけを伝えていました。しかし、絵本を読んだことで、子ども自身が服を着る理由を理解し、裸でいることは危ないことだと気づき服を着るようなりました。
子どもへの性教育の重要性
性被害に合わないためには、前もって知識を身に着け、身体の大切さを知ることが大切でしょう。子ども自身が服を着る理由や意味を理解し、自分を守るための行動をすることが重要になります。
大人は経験や知識があるから、理由を言わなくても、自分の生きてきた中での経験や知識から自ら考えて、納得する答えを見つけ出し行動に移すことができます。
しかし、子どもは経験も知識も少なく、理由がわからないと行動に移せないです。そして、自分が納得していなくても、周りに流されて行動してしまうことがたくさんあります。なにか不安なことや、わからないことがあった時に、すぐに信頼できる大人に相談できる環境を作ることもとても大切でしょう。
生きていくには、「みんながやってるから」「普通だから」という考えではなく、どんな理由や意味があって行動に移しているのかを、自分自身で理解する必要があります。
子どもが性被害に合わないためにも、大人は子どもに知識を教える必要があります。年齢に合った理解しやすい教材を使い性教育をしていくといいでしょう。
幼稚園に入る前の性教育として、「だいじだいじどーこだ?」は一番初めに読んであげる性教育の教材としてとても良い絵本でした。子どもには、自分の身体の大切さを自分自身で気づき、行動していくことができるようになっていってほしいです。
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